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(山) コンコン、ガチャ。 「・・・なんか誰も彼もノックの意味ない入り方しよる・・・」 「・・・え、今だめだった?」 「大丈夫ですけどー・・・」 「具合どう?・・・まぁ悪いか、普通に悪いよな」 「・・・うん・・・」 「・・・あのね、俺、怒ってないからね?」 「・・・あー・・・亮ちゃんに聞いたん?」 「うん。」 「うー・・・」 「あー、と。俺さ、マジ怒ったりしてないから。だって今回無理して倒れたわけじゃ、・・・まぁ無理して倒れたんだけどー、なんかこう、いつもと違うパターンっつか・・・あのー今までだったら黙って無理して倒れてたと思うんだ、それなら俺怒るんだよ確かに。でも今回はこう、先に熱あるって言ってくれてたわけだし、俺らだってそれ知ったうえでこう、一時間生放送頑張れっていうGOサインだしたからさ。責任で言えばNEWS全体の責任だし」 「んー・・・」 「だから俺ほんと、怒ってないの。というわけでそんな心配しないで。・・・わかった?」 「・・・・・・うん」 「・・・っつか、申し訳ないのこっちだし」 「え」 「だってさーもー完全に俺と同じパターンじゃん。短時間で一気に熱出てぶっ倒れるってさ、まんまこないだの俺じゃん。症状同じにもほどがあるってくらい同じじゃん。もう確定じゃん山下菌だっていうの」 「・・・自分で山下菌っつった・・・」 「それで俺マジ超へこんで」 「でも、だってあたしさっき言うたやんか、そもそも山ピーが熱出したんは」 「そもそも俺が熱出したのは、のせいじゃありません」 「・・・え?あたしがこないだ5度の中にほっぽりだしたから・・・」 「帰れっつったじゃん。帰れば風邪ひかなかったけどー、帰らなかったのは誰でしょう」 「・・・・・・」 「ハイ正解、俺ですね」 「答えてないのに・・・」 「なのであの風邪は100パーセントがメイドイン俺、プロデュースドバイ俺、サポーテッドバイ俺。なんですよ。」 「・・・・・・」 「なのには俺の看病してくれたでしょ?自分ちのベッド貸してくれてさ。十分だよ。に悪いとこなんてなかった、どころかむしろ感謝してるし」 「・・・納得、すべき?」 「すべき。だから、風邪移しちゃってごめんねって謝る権利は俺にはあるんです」 「・・・・・・」 「ごめーんね。」 「・・・どういたしまして・・・?」 「・・・・・・・・」 「・・・・・・・うん?」 「・・・・・・・ごめんね、ほんとに」 「や、ええって、どうしたん」 「なんか、・・・なんか、やっぱさ。がこう露骨に風邪で弱ってる姿を改めて認識してー、・・・ほんとに悪いことしたなって」 「・・・大丈夫やて。にんにく注射ですぐ治るから」 「・・・・・・」 「・・・・・・」 「・・・・・・」 「・・・・・・じゃあ山ピーさ」 「ん?」 「手を、」 「・・・手?」 「貸して」 「・・・はい。」 「繋いでもええ?」 「・・・・・・・え?」 「・・・へこむくらいやったら、一緒に治して」 「・・・・・・・」 「手ぇ握って、ここおって」 「・・・・・・・う、ん」 「山ピーの弱い部分もひっくるめてあたしは大事な仲間として好きやけど・・・」 「・・・・・・」 「・・・あたしのせいで山ピーが弱んのは嫌や」 「・・・・・・・うん」 「手ぇ、繋がっとるし、山ピーが弱気なったら一気にそれ伝わってあたしの風邪悪化するし」 「・・・ふふ、うん」 「・・・それやから、なんていうか」 「うん。ちゃんと、・・・ちゃんといる」 「・・・・・・・そうしてください」 「わかりました」 (02/04 励ましてんのはどっち。) |