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(赤山)
「ー」 「ん」 「おみやげ」 「・・・ん?何これ何これー」 「開けてみ開けてみ」 「・・・え、あ?どこ行ったん?」 「これねーおととい仁と行ったアクセショップでー、3万以上買うともらえるっていうノベルティでさ。似合いそうだなーって」 「あたしにですか」 「そうそう」 「ブレスレット?」 「惜しい、アンクレット」 「おぉ!え、でもええの?」 「うん。ほら男ってー、あんま見せないじゃん足首とか。スニーカーとかと合わせてもしょーがないし、千切れちゃいそうだしさすぐ」 「あー・・・」 「どうすか?」 「めっちゃ嬉しいよ!」 「ほんとに?」 「ほんまに!へぇー最近のノベルティってすごいなぁ・・・こんなええもんついてくるんや・・・」 「んー、プレオープンだったしたぶん頑張ったんじゃない?」 「なーるほどねー・・・よいしょっと」 「あ今着けますか?」 「試しに試しに!ほんまに使うのは多分夏になるけどさ。もらったらこう、すぐ着けてみたいやん」 「あーわかる」 「・・・・・・ハイ!どうでしょう!」 「お、いーんじゃなーい!抜けない?大丈夫?」 「大丈夫大丈夫!え、だってこれレディースのやろ?メンズやったら危ないかもわからんけどこれならジャストサイズや」 「そりゃよかったですよ」 「うわーほんまありがとう山ピー!お守りにするー!」 「どういたしました」 「・・・でもこんなかわええのあるんならあたしも行きたかったなー・・・」 「・・・・・・や、だって風邪引いてたじゃんはー」 「そうやけどさー」 「俺だってほんとはね?あの生放送の次の日もお見舞い行きたかったよ、そうほんとは!でも次の日とかマネージャーずっといたでしょ?」 「おったおった。めっちゃかいがいしく世話されて逆に気疲れしたわ」 「男なのに新妻風?」 「男なのに新妻風!」 「つれー・・・。まぁでもはそんな状態だったからこう、ね、やむを得ず」 「仁と二人で出かけたんや」 「やむを得ずじゃありませんー」 「・・・出たー」 「なんなんそのバイキンマンみたいな強引な入り方」 「はっひふっへほー!じゃねぇよ」 「似てねぇ。」 「なんでやったんそれ今」 「変なフリすっからだろ!ってかひどくなーい智くーん?」 「何よ仁ちゃーん」 「え、何その会話そこなんか始まったん?ラブ的なものが」 「そーよ」 「引くわー・・・」 「なんとでもおっしゃい負け犬が」 「なんでオネェ言葉になんねん。IKKOさん?」 「どんだけぇー」 「あんたがどんだけや。気持ち悪いなぁその図体で」 「言うよねぇー」 「人が違うやん。それはるな愛さんや」 「ってかまぁ普通に俺と仁で出かけたっていうだけの話なんですけどー」 「そうやんな?まともに会話しようまともに」 「俺が意義を唱えたいのは『やむを得ず』の部分なわけよ。なんーでそういうこと言うかなピーは。端から俺と二人デートの予定だったじゃん」 「え、亮ちゃんは?」 「内と遊ぶってその日は断られた」 「へぇー」 「一人きりだったのはお前だけってわけよ」 「・・・・・・」 「まぁ風邪なんて引いてっからな。しょーがねーわな」 「・・・マネージャーおったもん一人きりちゃうもん」 「じゃあマネージャーとなんか楽しいことしたわけ?家からはまぁ出らんないとしてもー、ネットショッピングでも楽しんだわけ?」 「マネージャーと?・・・や、それはナイやろ無理や」 「だべ?ってことは一人じゃなくっても退屈な時間を過ごしたのはお前だけってことだよ」 「・・・しゃーないやろ風邪引いててんから・・・」 「ぷ、カワイソ。」 「腹立つ!」 「俺ら楽しくおデートしたんですよねー智くーん」 「あーそうねーそうねー」 「うわー妬くわー」 「・・・え、ちなみにそれはどっちに妬いてんの?俺に?仁に?」 「あれそこそんな細かく突っ込むとこちゃう・・・」 「いや大事よ。どっちに妬いたわけ?」 「・・・・・・・・・・・・まぁ、じゃあ仁かな」 「じゃあってなんだよ」 「え、待って仁に妬いたってことはどういうことだ?えー、」 「要はあれだべ?・・・あれ?どっちだ?」 「え、せやから山下と二人ででかけた赤西に妬いたわけやから、」 「じゃあも俺と出かけたかったってことだ」 「あーそうそうそう」 「っしゃ。」 「そう言わざるを得ない空気やったってのもありつつー・・・」 「え、なに?」 「いえいえいえいえ」 「悔しかった?なぁ悔しかった?」 「そうなーそうなー悔しかったわなー」 「ざまぁみろ」 「やかましいわ。え、ちなみにそのアクセショップってどこにあんの?」 「何、行きたい?」 「行きたーい。だってノベルティでこんなかわいいアンクレットあんねやろ?」 「・・・は?ノベルティ?アンクレット?」 「よぉーーーし赤西仁くん!大事な話があるからちょっと向こう行こ」 「え、ちょちょちょ、え?」 「こないだ行きたがってたらーめん屋にいつ行くか相談しよう」 「や、それはだって」 「あたしがおるところやとできひんの?その相談」 「いいからいいからいーーーから。ね。仁」 「いやいやいや!はぁ!?」 「じゃあまた後でねー」 「・・・えー・・・」 (02/08 もうわかりますね。ノベルティなんかじゃなくってただのプレゼントです。全身全霊をかけて選んだ贈り物です。) |