「もしもーし」
『ハッピバースデートゥーユー ハッピバースデートゥーユー』
「電話今日何本かもらったけどいきなり歌いだしたのはお前が始めてだよ」
『ハッピバースデーイディーアゆっちー』
「(続けんだ・・・)」
『ハッピバースデー トゥーーーーーユーーーーーー』
「歌いきったな!」
『歌いきりました!どうもこんばんはです』
「わかってるわかってるよー」
『いやーめでたい!よっ年男!』
「・・・え、今・・・酒入ってる?」
『や、入ってへん』
「いきなり素に戻んなよ!なんだテンションおかしいから酔ってんのかと思った」
『アホな、考えてもみてや。あたし酔っても電話とかせぇへんやろ。一緒に飲んでるその場のひとに絡むだけやろ』
「・・・あー・・・そうだね」
『やー・・・いつかはご迷惑をおかけしまして・・・』
「いやいいんだけどさぁ」
『あそ。そんなことより誕生日やん!』
「あ、うん」
『おーめーでーとー』
「あーりーがーとー」
『プレゼントは何がええかな?』
「え、なんかくれんの?」
『もちろんですよナメたらあかんよちゃんを!なんか言ってや、ただし一万円以内!』
「え、え、そんなすぐ言われても浮かばねーよ!」
『ゆーじゅーふだーん』
「うるせぇよ」
『ほんならー、次会うときまでに決めといて?いつ会うんやろ、明日確認してみるけど』
「あー、うん、わかった。考えとく」
『決めてへんとか言うたらなんかどーしよーもないもん贈るから』
「や!考えとくバッチリ考えとくわ!」
『ブハッ!必死やんかゆっち!!』
「いやお前のセンスを疑ってるわけじゃないんだけど、お前面白さだけで物事を決める節があるから!」
『よぅおわかりで』
「そりゃな・・・」
『じゃあまぁとりあえず次に会うときやで!』
「うん」
『ほんまにおめでとなぁー』
「うん、ありがとー」





ブツッ ツー ツー ツー





「(どーすっかなー・・・)」








(09/04 めでたい!)