エイトレンジャー



(告白の返事を聞きにいったブルーを見送ったあとのくだりあたりです)






「グレイ的にはどないやねん」
「へ?」
「なんかこう、あるやんか、こんな言われたら」
「告白でね」
「こんな告白言われたら女としてコロッと落ちてまうー、みたいなん、ある?」
「・・・えー・・・いやーやっぱ素直っちゅーかシンプルに『好きやー』って言うてくれたら一番嬉しいと思うけどねぇ、女の子はね!」
「あー、ごちゃごちゃ理由付けいらんと!」
「ふーん」
「それら、理由はオプションですからねいわば。ないならないでええんちゃう?車と同じやん、車買うたらナビやらなんやら色々オプションつけますよー言うてくれはるけどー、実際オプションありませんってなっても車本体はあるから走れるやん。別にいらんねんナビとかあたしは!」
「わ、かりやすいのかわかりにくいのか・・・」
「微妙や」
「いやお前はナビいらんかもしれんけどー、方向音痴とか道知らん子には必要やんナビ」
「そういう子には理由言うてあげたらええんちゃいます?」
「え、いらんねやろ!?」
「ちゃう、それはこのグレイの意見ですから!女の子の総意やないですよ!」
「今のとこは女の子の総意が聞きたかってんけど」
「あ、そうなん!?え、だってブラックが『グレイ的にはー』て言うから!」
「いや言うたけどー、俺、俺らがお前が喜ぶ告白の台詞知ったところで何の役にも立たれへんやんけ!」
「お前に告白することなんてもー何があってもないからな!いや言い方悪いけど!」
「いやーわかりませんよー」
「あんの!!??」
「おーっと思わぬダークホースがいましたよー」
「男と女ですからね、何があるかわかれへんよ状況によっては」
「え、じゃどんな状況ならありうるん?」
「そりゃもー二人ともデロッデロに酔っ払っているだとか嫌ーなことあってもっそい落ち込んでいるだとか」
「・・・リアル!」
「リアルやな」
「ねぇ今告白の話ですよね?」
「告白の話やんな?レッド」
「ちゃうよ!」
「ちゃうんや!」
「男と女の話ですやんか!!なんで、酔っ払った勢いで告白とか、え、するんかお前!」
「せぇへんけど酔った勢いでは!」
「普通ー酔っ払って起きる間違い言うたらひとつやろ!」
「間違いって」
「なんかあたし今妙に気まずいんですけど」
「ないからね!ほんまにありえへんから実際のところ!」
「え、何がですか?」
「せやから俺らがグレイに告白したりー、」
「したりー?」
「したりー?」
「   、酔っ払った勢いで間違い起こしたりー」
「ハイ言うたー!」
「やっぱり間違いなんや」
「ないから!」
「ま、ありませんよ」
「無理ですねなんか」
「・・・無理て言うなアホ!」
「あっはっはっは!」
「せやかてほら、グレイ女子ちゃうもん」
「女子やん!!!」









(09/20 早くブルーを追いかけようよ)