「あ、やまピーお疲れー」
「おつー。今日はまっすぐ帰んの?」
「え、そんなあたしがいっつも寄り道しとるみたいな言い方を」
「あ、違う違う!このまま大阪帰るのかなーって思っただけ!」
「あーううん、今日は東京泊まって、明日帰るんよ」
「じゃあホテルは亮ちゃんと一緒のとこ?」
「・・・あ、大丈夫、部屋は別やで?」
「ブッ!!わかってるから!!」
「あははーやっぱりー?そうそう、おんなじホテル。でも亮ちゃんまだ帰らんぽいしね。お先にって感じで」
「ええー危なくない?」
「んーなん大丈夫やろー近くやもん」
「いやでも物騒だしさー」
「あ!そういやあたし露出狂遭ったことある!」
「え!?最近!??」
「ちゃう、たぶんー10歳くらいのとき!」
「マジで?それどうしたの?え、ひとりで?学校の帰りとか?」
「ブッ!!やまピー、ちょ、テンパりすぎやろ!」
「あぁごめんごめん、」
「そうそうひとりで、帰り道やってんけど!いきなり物陰からバァッ!って出てきてぇ!」
「え、『バァッ!』って!?言ったのそいつが!?」
「え、わからんけど、たぶん言うてへんけど!」
「 言 っ て な い ん だ!(ブハハハハ!!) 」
「そんな感じ!感じや!で、コートの下はすっぽんぽんで!」
「うーわ!で、そいつをどうしたの?」
「それがですね!」
「うん」
「覚えてないんですよ!!」
「・・・・・・ は っ!??」
「その『バァッ!』の直後の記憶がもうプッッッツリ!ないねん!」
「・・・え、それヤバくね?」
「よっぽど嫌な記憶やったんやろなぁ」
「え大丈夫?意識なくしたとかじゃないの?」
「あるある!意識はあったはずや!だってそんな状況下で意識なくしたらヤバいやん、何されるかわからんやん!」
「そうだよ危ないよー大丈夫?マジで大丈夫だった?」
「だった!そこは断言させて!」
「・・・ならいいけど、うわーマジですげぇなそれ」
「昔の話やけどね」
「でも尚更心配になってきた。やっぱ亮ちゃん帰るまで待ってなよ」
「ええーだいじょう」
「大丈夫じゃないでしょーどうすんのーがもし変質者呼び寄せやすい体質だったら!キャーこわい!」
「キャーってアンタ・・・そんな体質やったらあたし今までにもっと被害受けとるって」
「もしかしたらぁ、気付いてないだけかもよ?」
「えっそれあたしそんなにアホやの!?」
「ね!いいから待ってなって。暇なら俺ももうちょい残ってるから」
「・・・・・・はぁ、どうも」
「いいえ。大事にしなきゃさー女の子はねー」


「・・・アホのところ否定してや・・・」








(03/09 なんかPには「アホ!」とか言えない)