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「おいしかったね」
「ほんまびっくりするほどおいしかった」
「ご満足いただけましたか?」
「大満足です!」
「よかった」
「ってかなんでいきなりこう、こんなお店に来たん?」
「ホワイトデーなので」
「・・・え、規模がお返しの規模とちゃうよこれ!」
「てかまぁ、ホワイトデーはきっかけっつか口実っつか大義名分っつか」
「うん?」
「こういう特別な場所に、と二人で来たかった」
「・・・・・・」
「だけね、実際」
「・・・スミマセン、なんか最初のほう取り乱して」
「いや面白かったよ、あの反応も」
「庶民派なもんで」
「まぁ正直、特別な場所に乗っかってといい感じの雰囲気になろうと思った俺のベタな計算部分もありますし」
「・・・・・・なんぼ正直やねん」
「俺はいっつも素直で正直でしょー?」
「まぁ、」
と違って」
「・・・・・・えぇぇぇぇー・・・」
「うそうそ、ごめんごめん。も素直な子だと思ってるよ、俺は」
「正直ではないんや」
「たまに隠し事するしね。落ち込んでてもそうじゃないみたいに言うし」
「あー・・・」
「でも根本が素直なんで、俺にはバレちゃうっていう」
「・・・・・・敵わんなぁ」
「ふふ」
「嬉しそうな顔せんといて」
「今照れてる」
「うわバレとる」
「好きだから、そりゃわかるよ」
「・・・・・・」
「・・・大好きだからさ。知ってるでしょ?」
「・・・うん」
「あ、そうそう忘れちゃいけないプレゼント」
「え、まだあんの?もう十分なのに」
「思い出も大事だけど、やっぱ形に残る物も持っててほしいから。はい、あげる」
「・・・ありがとう。開けてええ?」
「うん」
「・・・・・・・わ、これかわいい!」
「ネックレスです」
「ほんまにかわええ!うわーありがとう!」
「貸して」
「うん?」
「つけてあげるから」
「あ、うん」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・はい、オッケ。似合ってる」
「ほんま?嬉しいわー・・・ありがとね、ほんまに」









(03/23 デート終了です。)